12月4日
公国軍の攻撃部隊を退けたジャブロー基地から多数の宇宙艦艇が打ち上げられた
宇宙においての大反抗作戦「星一号作戦」の発動である
地球から発進したレビル、ティアンム両艦隊は、ルナ・艦隊と合流し
公国軍の宇宙要塞「ソロモン」に進路を向けた
この艦艇の中には連邦軍製のモビルスーツ、RGM-79ジムが満載されていた
12月27日
連邦軍はソロモンに攻撃を開始した
連邦軍は新兵器「ソーラ・システム」を投入
収束された太陽光線により要塞の3分の1を焼きつくした
この戦いは9時間で終了、ソロモンは陥ちドズル・ザビ中将率いる宇宙攻撃軍は壊滅した
これによって、連邦軍の宇宙戦力は20%、公国軍は35%を消耗した
12月30日
和平交渉におもむいたレビル艦隊が公国軍の新兵器「ソーラレイ」により消滅した
この攻撃でレビル将軍が戦死
ジオン公国の前公王デギン・ザビもこの友軍の攻撃に巻き込まれ戦死をとげた
これにより連邦軍の艦隊は、作戦当初の40%にまで戦力が落ちた
12月31日
公国軍の最終防衛ラインの一角をになう宇宙要塞「ア・バオア・クー」に対し
地球連邦軍艦隊は戦火を開いた
しかしレビル艦隊を欠いたことで劣性はまぬがれず、
要塞内に少数のモビルスーツ部隊を突入させるのがやっとであった
だが、公国軍側の指揮系統を混乱させる事件が生じた
ア・バオア・クーを指揮していたギレン・ザビ総帥が戦死である
連邦軍の艦艇、モビルスーツは、その隙をついて次々に防衛ラインを突破し
要塞に直接攻撃をかけた
ギレン総帥の死後、突撃機動軍指令キシリア・ザビが指揮を引き継いだが
戦力を分断されたことで戦局の回復は見られず、キシリア・ザビは脱出を計る
しかし出港直後に艦が撃沈され、キシリアは戦死した
ザビ家の滅亡により、ジオン公国のガルシア首相は議会を動かし、共和制へ移行させた
そして、0080年1月1日、月面のグラナダにて連邦政府との間に終戦協定を結んだ
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